目的
2011年3月11日に東日本を襲った地震は、世界の観測史上4番目の大きさでした。続いて発生した津波は 沿岸部の多数の街や村を押し流し、約2万人の死者?行方不明者、16.9兆円(2200億ドル)の直接的経済被害をもたらしました。日本の防災対策は世界的に見ても高い水準にありますが、それをもってしても災害を防ぐことはできませんでした。また、今回の震災は、製造業の生産ラインが世界とつながっていることを実感させ、そこに潜むリスクに警鐘を鳴らすものとなりました。世界中の災害対策強化に役立てるため、この災害から多くの教訓を学ぶ必要があります。
様々な防灾?復兴支援策から教训を取りまとめ、国际公共财として世界と共有することを目的とする共同プロジェクトを、日本政府と世界银行は2011年10月に立ち上げました。
活动内容
东日本大震灾に関する被害と损失に関するデータや事実関係等を収集し、その情报を世界中の専门家や実务者に発信し、大规模灾害に対応してきた日本の长年の経験を活かしながら、灾害に强い社会を构筑するための相互学习と国际协力を推进していきます。
プロジェクトの第一段阶ではテーマ别に6群にまとめられた、32件の教训ノート が作成されています:
これらの教训ノートでは、2011年3月11日に何がうまく机能し、何が课题であったか、またそれは何故か、を分析し取りまとめ、同様のリスクや脆弱性に直面している途上国に対して提言を行っています。教训ノートはこの先、途上国の専门家や実务者と知识を共有?交换していくための基盘をなすものです。国际通货基金(滨惭贵)?世界银行年次総会の特别イベントとして、2012年10月9日(火)及び10(水)に予定されている「防灾と开発に関する仙台会合」にて成果が発表されます。
世界银行研究所(WBI)が保有するグローバル?ディベロップメント?ラーニング?ネットワーク(GDLN)のよう な最新テクノロジーや学習ツールを活用していきます。さらに、実務者コミュニティと連携を図り、ウェブ上でナレッジ?ノートやそれに関連する問題について話し合うディスカッション?グループを立ち上げる他、オンライン?フォーラムも開催の予定です。開発に携わる実務者と一般市民は、このオンライン?コミュ ニティを通じて、すべての関連情報にアクセスすることができます。さらに、世界银行のe-Instituteにおいて、途上国向けのEラーニング?トレー ニング?プログラムが提供されます。
本プロジェクトは「生きたプログラム」であり、海外や日本の専门家と途上国の実务家が、新しい効果的な灾害対策と政策の立案に积极的に贡献していきます。
活动报告
- 2014/2/3
日本 - 世界银行防災共同プログラム設立記念シンポジウム - 2013/6/24 - 6/27
- 2013/6/24
- 2013/4/25 - 5/11
东日本大震灾からの教训を世界各国と共有する - 2013/2/12
- 2013/1/28
- 2012/10/14
东日本大震灾からの教训セミナー:东北の経験を世界と共有するには? - 2012/10/9-10
防灾と开発に関する仙台会合 - 2012/10/10
- 2012/4/18-5/10
- 2012/1/17
参考资料
- 仙台レポート:灾害に强い将来のための防灾(笔顿贵) | (笔顿贵)
- (笔顿贵)
- 防灾の主流化に向けて
(笔顿贵)
(笔顿贵)