2013年4~5月、日本世界银行共同プロジェクト「大规模灾害から学ぶ」の一环として、2012年完成した「东日本大震灾からの教训集」を途上国の防灾体制整备に役立てていただくため、5カ国にて研修や讲义を行いました。
1. インドネシア?パダン(2013年4月22日)
インドネシア西スマトラ州パダン市は2009年に约1,100人が亡くなる地震が発生し、今后も大规模な地震と津波が発生する危険性が高いとされています。インドネシア政府は灾害対策の一环として、国の関係机関、自治体、アセアン诸国、国连机関、日、米、中、豪、印、军、市民社会组织、メディアなど约300名が参加する「国际地震津波図上演习」を开催しました。世界银行は、日本政府と共同で「东日本大震灾からの教训」分科会を开催しました。
アセアンの伊藤恭子?代表部公使の挨拶の后、世界银行の石渡干夫?上席防灾管理官より「东日本大震灾の教训とコミュニティの役割」について発表があり、东日本大震灾では消防団などコミュニティに根ざした住民组织が大きな役割を果たしたことが説明されました。その后、国土交通省の守安邦弘氏から道路などインフラの迅速な復旧が救援や復旧に重要であること、内阁府の叁浦光一郎?补佐からは外国からの援助受け入れ调整の课题と问题について発表がありました。
発表资料
- &苍产蝉辫;(笔顿贵)
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2. ケニア?ナイロビ(2013年4月25、26日)
ケニアは干ばつに繰り返し悩まされているのに加え、近年では水害も増加し、人々の生活に被害を及ぼしています。また、近年、国から地方へ権限や予算を委譲する地方分権が进められており、地方自治体での防灾能力の强化が求められています。今回は、地方行政の中核となる郡の开発计画担当者など约50名に対して、国连开発计画(鲍狈顿笔)と共同で、郡の开発计画に防灾を组み込んでいくための研修を开催しました。2日间にわたり世银専门家により「东日本大震灾からの教训集」について、构造物対策、非构造物対策、救援、财政、リスク评価?コミュニケーション、復兴それぞれについて内容が详细に説明され、质疑応答が行われました。
国际协力机构(闯滨颁础)の近藤克郎?水资源庁派遣専门家より「构造物対策」について、深井芽理?企画调査员より?コミュニティ防灾?について、东日本大震灾からの教训とケニアでの日本の防灾援助について讲义いただきました。
発表资料
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3. ウガンダ?エンテベ(2013年4月29、30日)
ウガンダでは土砂灾害や洪水被害が増加しています。防灾大臣参加の下、2日间にわたり、大统领府防灾局、救援机関、気象庁、文部省など関连机関职员约50名に対して研修を行いました。国际復兴支援プラットフォームの河内绅吾?上席復兴管理官には、神戸から电话にて復兴についての议论にご参加いただきました。
発表资料
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4. スリランカ?コロンボ(2013年5月2~4日)
スリランカでは2004年に発生したインド洋大津波以降、防灾体制の整备が进められています。防灾省や関係机関の职员、モルディブの防灾関係机関职员に対して3日间にわたり研修を実施しました。水资源机构の西川智?监査室长から「业务継続计画」と「法、组织制度」について、东北大学の小野裕一?教授からは「復兴」、「非构造物対策」について讲义いただきました。
発表资料
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5. 中国?四川(2013年5月8~11日)
約8万7,000人が亡くなった四川地震の5周年にあたり開催されたイベントに石渡幹夫?上席防災管理官が参加しました。5月8、9日には、四川大学にて開催された「国際防災?復興 — 四川地震5年の復興の教訓シンポジウム」で东日本大震灾からの教训を講演しました。5月11日には「漢曜フォーラム2013:防災救援と持続可能な未来国際フォーラム」にて、パネリストとして都市化と災害についての議論に参加しました。