京都、2010年5月13日—京都大学グローバル颁翱贰-贬厂贰、防灾グローバル?ファシリティ(骋贵顿搁搁)、国连国际防灾戦略(鲍狈/滨厂顿搁)は日本政府と协力して、5月18日に、グローバルな知识共有を目的とした会合を开催する。同会合は、教训を共有し、灾害や気候変动によるリスク軽减につながるインフラ整备や制度の构筑を目指している。「京都政策フォーラム」と题した今回の会合では、各国政府代表、ドナー、开発関係者、専门家など60か国以上から200人を上回る参加者が一堂に会し、基干インフラ、都市管理、现地の组织やコミュニティの灾害リスク削减について议论を行う。
「おびただしい数の犠牲者、学校や病院の倒壊、开発目标への影响など、2010年もまた、リスク削减のための既存の知识を适用しなければ、どれほどの代偿を支払うことにつながるかが悲剧的な形で証明された」と、京都政策フォーラムで基调讲演を行うマルガレータ?ワルストローム国连国际防灾戦略(鲍狈/滨厂顿搁)事务次长补(防灾担当)は述べた。「本フォーラムが、政策担当者にとって、インフラや制度の灾害耐性を确立する上で直面する课题の解消手段を探る场になるよう期待している」。国连滨厂顿搁事务局は、灾害に强い都市开発を进めるため市长を始めとする地方自治体による直接的行动を促进する目的で、「わが町の备えは万全」というキャンペーンを世界各地で开始したところである。
京都政策フォーラムでは、以下のテーマに沿って议论が行われる。
基干インフラの灾害耐性强化:基干インフラは、灾害への耐性が强く、紧急时や復兴の际には効果的に机能しなければならない。本セッションでは、気候変动や人口动态の変化などにより高まる基干インフラへのリスクの特徴を探り、インフラの灾害リスク軽减に関连した有望な対策を共有する。
灾害に强いコミュニティのための効果的な都市管理:灾害の际、都市管理政策が不完全であると、都市部に住む贫困层がその影响を被ることになる。本セッションでは、灾害リスク軽减メカニズムとしての都市管理における説明责任と透明性向上の方法を探る。また、耐性があり持続可能な都市投资の设计と管理について望ましい実务のあり方の例を共有する。
现地の组织やコミュニティ関与の重要性:官民やシビルソサエティなどの现地の组织は、灾害リスク管理のあり方を构筑する际に重要な役割を担う。本セッションでは、より良い计画立案と実施に向け、各组织がいかに能力を向上させ、役割を强化し、様々なレベルでの协调态势を强化できるかについて探る。
日本は现在、骋贵顿搁搁の全体的指针と戦略を示す骋贵顿搁搁の协议グループの共同议长を务めている。日本は骋贵顿搁搁に创设当初より参加しており、资金拠出に加え、阪神淡路大震灾などから得た贵重な教训の共有を通じて、灾害リスク削减の分野にパイオニアとして贡献している。2005年1月に神戸で开かれた国连防灾世界会议の场で、あらゆる政策立案レベルで持続可能な开発政策、计画立案、プログラム策定、资金拠出に灾害リスク管理を効果的に盛り込むため、168か国と国际机関が兵库行动枠组を採択したが、日本はそのとりまとめにも贡献した。
「日本は今年、骋贵顿搁搁共同议长を务め、京都において政策フォーラムを开催できることを光栄に思う」と外务省国际协力局の大脇広树审议官は述べた。「このような机会が、兵库行动枠组みの実施とあらゆる政策立案レベルに灾害リスク軽减が统合された持続可能な开発に弾みをつけると确信している」
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GFDRRについて: 防災グローバル?ファシリティ(GFDRR)は、21か国、アフリカ?カリブ?太平洋 (ACP)諸国事務局、欧州委員会、国連国際防災戦略、世界銀行から成るパートナーシップで、災害の影響を受けやすい国や地域における自然災害への脆弱性削減と気候変動への適応を支援している。GFDRRは、災害リスク軽減を国家開発戦略に盛り込むという事前支援と、持続可能な復興のための事後支援を融合したビジネスモデルに基づき、リスクの大きな低?中所得国を対象に技術協力や財政支援を促進している。GFDRRはその事業の一環として、世界レベルの知識と優れた事例を広め、世界/地域レベルでの協力を促進するためのイニシアティブを支援し、災害リスク削減における途上国間での協力拡大を推進している。詳しくはwww.gfdrr.orgをご覧ください。
京都大学GCO-HSEについて: 京都大学では,21世紀グローバルCOEプログラム「アジア?メガシティの人間安全保障工学拠点」(GCOE-HSE)において「災害リスク管理」を研究領域の一つとして組み込み,国際的に卓越した研究拠点の構築に取り組んでいる。本フォーラムでは,同GCOEの研究成果を基にGFDRR活動への知的貢献及びGFDRRとの今後の連携を推進する場として本会合を位置づけて
いる。