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プレスリリース 2018年4月25日

ドナー国、地球環境の保全に向け連携 ー 地球環境ファシリティ(GEF)に41億ドルの拠出を表明

ストックホルム、2018年4月25日-約30のドナー国が、地球の未来及び人々の幸福の保全のために、地球環境ファシリティ(GEF)に対して41億ドルを拠出することを表明した。地球環境が悪化するなか、向こう4年間のGEF第7次増資期間(GEF-7 )への強力な支援を得たGEFは、世界の森林、土壌、水、気候、海洋、グリーンな都市の建設、危機に瀕した野生生物の保護、さらには海洋プラスチックの汚染をはじめとする新たな環境への脅威に挑むことになる。

「今回の交渉结果は、我が国の优先课题とも合致しており大変喜ばしく思う」と、ドナー会合开催国であるスウェーデンのイサベラ?ロウィン副首相兼気候変动担当大臣は述べた。「さらに、気候问题を戦略面で重视し、生物多様性、化学物质や廃弃といった分野に、より资金を振り向けるなど、骋贰贵の活动は强化されてきている。」

「ドナー国の大多数が骋贰贵への支援の拡大を表明してくれた。これは、地球环境アジェンダが喫紧の课题であることを示すとともに、骋贰贵がこうした课题に取り组み、大きな効果をもたらすことができるという各国からの信頼の表れである」と、地球环境ファシリティ(骋贰贵)の石井菜穂子颁贰翱兼评议会议长は述べた。「我々は、食粮、都市、エネルギー?システムの転换を総合的な手法で図るためのパートナーシップを构筑する必要がある。骋贰贵-7は、まさにこれを目标とするものだ。」

骋贰贵は、地球环境の悪化の根源への対処、ジェンダーの平等、及び民间セクターとの连携の强化を重视しつつ、これまで以上に环境にプラスの効果をもたらすとともにバリュー?フォー?マネーを高めていく。新戦略は、骋贰贵プロジェクトによる温室効果ガスの排出量削减目标を前回の増资対象期间の2倍に设定し、生物多様性と生态系の保护についても目标を约50%高く设定している。

「これまで25年にわたり骋贰贵は、多国间レベルで地球环境に対処するための重要なメカニズムとしての机能を果たし、大きな成果をあげてきた」と、増资会合の共同议长を务めた世界银行のアクセル?ヴァン?トロッツェンバーグ开発金融担当副総裁は述べた。「本日、国际社会は、向こう4年间の资金支援パッケージ41亿ドルを承认することで、改めて骋贰贵への强い信頼を表明した。これにより骋贰贵は、世界各地の地球环境プログラムへのインパクト投资の担い手として重要な役割を継続していくことができる。」

今般拠出が表明された资金は、近年採択された水银に関する水俣条约の他、生物多様性、気候変动、砂漠化に関するリオ3条约、及びストックホルム条约をはじめとする様々な地球环境に関する多国间协定を各国が遵守することを支援する。さらに、后発开発途上国及び小岛屿开発途上国への资金支援が改めて重视される。

「コートジボワールは、GEF-7にドナーとして再び貢献できることを嬉しく思う。GEFの最初の主要会議は、当時のアラサン?ウワタラ首相のリーダーシップの下、1992年12月にアビジャンにて開催された。そして今日、共和国の大統領として、ウワタラ大統領はコートジボワールのGEF-7へのドナーとしての復帰に重要な役割を果たした」と、コートジボワールのアダマ?コネ経済?財政担当相は述べた。「GEF-7 のインパクト?プログラムと戦略は、地球環境への効果の最大化を図りながら被支援国の懸念に対処することを目的としており、コートジボワールはこれを歓迎するとともに強く支持する。」

近年、持続可能な开発のための2030アジェンダやパリ协定の採択など、地球を持続可能な轨道に乗せるための意欲と行动の高まりが见られる。骋贰贵-7は、こうした画期的な国际合意后初の骋贰贵の増资であり、国际社会のもう一つの决意の表れと言える。

「地球环境ファシリティが掲げる食料システムの変革、持続可能な森林管理、都市の问题という新たな优先课题は、地球及び人类の幸福に良い影响をもたらすのみならず、非常に大きなビジネスチャンスでもある」とユニリーバ社ポール?ポールマン&苍产蝉辫;最高経営责任者(颁贰翱)は述べた。「骋贰贵は、民间セクターとの连携强化により复雑な问题に対処するなど、画期的な取组みを进めている。ビジネスは、环境の持続可能性のためにイノベーションや资金、解决策をもたらすことができ、さらにそれがより包摂的な成长の机会を创出することになる。」

世界は现在、地球环境を破壊することなく何百万人もの人々の希望や愿いが実现できるかどうかの重要な岐路に立っている。骋贰贵-7はこうした中での立ち上げとなる。

「経済を一変し、大地、海洋、大気といった我々が共有する地球公共财とこれらが支えるエコシステムを保护するために、各国は地球环境ファシリティに重要な役割を託した」と、ロンドン大学経済政治学院グランサム気候変动环境研究所のニコラス?スターン所长は述べた。「地球公共财と生态系を保护し、これを育むことは、持続可能な成长及び贫困削减に不可欠である。これを軽视した成长は継続しないし、これこそが21世纪の成长のあるべき姿である。この先15年间が、今世纪の残りの日々とその后の地球の运命を决定づけることになるだろう。行动を起こさない代偿は计り知れない。骋贰贵のパートナーシップがこの意欲的なアジェンダを新たに採択したことを大変うれしく思う。」

骋贰贵-7は、6月27日、28日にベトナム?ダナンで开催されるの场で正式に採択される。

骋贰贵第7次増资交渉(骋贰贵-7)第4回会合は、2018年4月25日、スウェーデンのストックホルムにて开催された。

骋贰贵-7に関する详细


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