ワシントン、2013年3月27日- 世界银行グループのジム?ヨン?キム総裁は本日、世銀グループ機関である多数国間投資保証機関(MIGA:Multilateral Investment Guarantee Agency)の長官に、日本人の本田桂子氏を任命すると発表した。本田氏は现在、マッキンゼー?アンド?カンパニーでディレクターを务めている。
「本田氏は、グローバルに展开する民间及び公的组织での経験が豊富で、银行、コーポレート?ファイナンス、プライベート?エクィティの分野におけるリーダーとして高い评価を得ている」とキム総裁は述べている。「本田氏を惭滨骋础长官として迎えることができることを大変喜ばしく思っている。惭滨骋础は、支援を最も必要とする国々への海外投资拡大に重要な役割を果たしており、本田氏は长官として今后、そうした役割を推进してくれるものと确信している」
本田氏はまた、小泉政権及び过去の内阁の规制改革?民间开放会议などいくつもの政府委员会で委员等を务めた。现在は、経済同友会の経済连携委员会副委员长のほか、公益财団法人がん研究会の评议员も务めている。お茶の水女子大学にて学士号、ペンシルベニア大学ウォートン?スクールにて経営学修士号(惭叠础)を取得した。
「また、この机会に、MIGAの小林いずみ现长官にも、在任中の计り知れない贡献と数多くの成果に対し谢意を表したい」とキム総裁は述べている。小林长官は2008年11月に就任。今年6月に任期を终える。
小林长官の下、惭滨骋础は事业を拡大し、业务効率を上げることにより、途上国に大きな开発効果をもたらす海外直接投资の促进という任务を最大限果たしてきた。2009年から2012年までに惭滨骋础のポートフォリオは6割以上拡大し、现在は过去最大となっている。设立25周年を迎える惭滨骋础は、现场での存在感を高め、内部改革を进めるなど、グローバルな投资环境に対応できるよう态势を整えてきた。2012年度の新规保証は、前年比27%増の27亿ドルに上り、2年连続で过去最高额を更新した。
本田氏は2013年7月15日付で着任の予定。