ワシントン、2012年6月27日-ロバート?叠?ゼーリック総裁は本日、6月30日に世界银行グループ総裁を退任した后、ハーバード大学ケネディ行政大学院科学?国际関係ベルファー?センター及びピーターソン国际経済研究所(ワシントン顿颁)に所属することを明らかにした。
ゼーリック総裁はピーターソン国际経済研究所で同研究所初の特待客员研究员に就任する。また、ハーバード大学のベルファー?センターでは上级研究员に就任する。
「ハーバード大学のベルファー?センター及びピーターソン国际経済研究所で、研究者や専门家の方々と共に働く机会をいただいたことに感谢する」とゼーリック総裁は述べている。「経済と安全保障の両方に関わる分野で、これまでの経験を生かして今日の政策课题に取り组みたいと考えている。両机関とも、研究と政策立案の分野で最先端を行く机関であり、私自身、両机関からはこれまで大いに恩恵を享受してきた」
2007年、第11代世银総裁に就任したゼーリック氏は、困难な状态に陥っていた组织を立て直し、世银の资本増强を行い、昨今の食粮、燃料、金融の各危机発生を受けて最贫国への融资を拡大した。ゼーリック氏は世银の近代化を进め、世银をこれまで以上に説明责任能力、柔软性、机动性、透明性に优れた组织へと革新し、良好なガバナンスと腐败防止に注力してきた。ゼーリック氏は世银のガバナンスや人事の面で途上国の発言を拡大し、途上国に対して、世界银行から指示を受けるよりもむしろ自ら优先政策を决めるよう促した。世银が世银グループの国际金融公社(滨贵颁)を通じて民间セクターに対する役割を强化したのもゼーリック氏の功绩である。滨贵颁はゼーリック総裁の指导の下、贫困国、特にアフリカに投资する政府系ファンドや年金基金を动员した。
ゼーリック氏は世银総裁に就任する以前、2006~2007年にはゴールドマン?サックス(インターナショナル)の副会长、ゴールドマン?サックスのインターナショナル?アドバイザリーボード议长兼マネージングディレクターを务めた。また、2005~2006年には米国国务副长官、2001~2005年には米国通商代表を务めた。
ゼーリック氏は1985~1993年に财务、国务両省で様々なポストを歴任し、ホワイトハウス次席补佐官も务めた。1989~1990年には东西ドイツ统合の际の「2プラス4条约」プロセスで米国の交渉団を率いた。また、1991~1992年の主要7カ国(8カ国)経済サミットの準备では大统领の「シェルパ」役を务めた。
ゼーリック氏は1975年にスワスモア大学を優秀卒業生(Phi Beta Kappa)として卒業。ハーバード大学法科大学院で法律学博士号(JD)を優等で、1981年にはケネディ行政大学院から公共政策学修士号(MPP)を取得した。