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プレスリリース

最贫困人口は减少倾向にあるが依然として脆弱、と世界银行

2012年2月29日




解禁日:ワシントン时间2月29日(水)午前10时30分、日本时间3月1日(木)午前零时30分

ワシントン、2012年2月29日 –世界銀行が本日発表した2005年から2008年にかけての最貧困モニタリング調査によると、全地域の途上国において、1日1.25ドル未満の生活という最貧困の人口は、総人口比でも絶対数でも減少した、と報告されている。全地域で減少が見られたのは、世銀が最貧困モニタリングを始めて以来、初めてである。

2008年に1日1.25ドル未満で暮らす贫困层は、途上国の人口の22%に相当する12亿9000万人と推定され、1981年の19亿4000万人から大きく减少した。同报告书は、130近くにのぼる国の850以上の世帯调査を元にしている。世界の最贫困层についての最新のデータは2008年が最新である。中所得国についてはそれ以降の统计値もあるが、最贫困国の最近のデータはほとんどないか、以前の推定値と比较できない。

2008年以降を対象とした最新の分析は、过去4年间の食粮、燃料、金融の3つの危机が脆弱层に深刻な影响を与え贫困削减の歩みが钝化した国はあったものの、世界全体では贫困の减少が続いているとしている。同报告书よりもサンプル数は少ないが、2010年の予备调査では、1日1.25ドル未満で暮らす贫困层の割合は2010年までに1990年の半分以下に减っている。つまり、最贫困者数を1990年の水準から2015年までに半减するというミレニアム开発目标の目标1は、目标年を待たずして达成されたことになる。

「途上国全体で见ると最贫困との闘いに目覚しい进歩が见られるが、贫困ラインを上回った6亿6300万人は大半が最贫国基準(1日1.25ドル)を上回ったに过ぎず、中所得国や高所得国の基準(1日2ドル)に照らすと今なお贫しい。このように大量の人が最贫困ラインをわずかに上回ったという事実自体が、世界で膨大な数の人々が脆弱な状态にあることを示している。さらに、进歩が现在のペースだと、2015年に约10亿人がなおも最贫困状态に留まることになる」と、世界银行の开発研究グループ局长で今回の数値の割り出しに当ったチームのリーダー、マーティン?ラバリオンは述べている。

1.25ドルという贫困ラインは、世界の最贫国10~20か国の平均である。1日2ドル未満(途上国の中央値)で暮らす贫困层では、1日1.25ドル未満ほどの进歩は见られない。実际、1日2ドル未満で暮らす人の数は、1981年から2008年にかけて、(1999年以降の减少の方が大きいが)25亿9000万人から24亿7000万人へとわずかに减少したに过ぎない。

「途上国で、1.25ドル未満で暮らす人が22%、2ドル未満が43%もいるという事実は看过できない。さらなる努力が必要だ。政策とプログラムの面では、より良い雇用创出の促进、教育?保健サービスの拡充、基干インフラの整备、脆弱层保护など、多くの分野で贫困との戦いを続けていく必要がある」と、世界银行のジェイミー?サーヴィドラ贫困削减?平等グループ局长は述べている。测定の面では、各国、特に低所得国がもっとデータ収集を进め、统计能力を强化する必要がある。

同报告书の最新推定値の割り出しで使われたデータは、ウェブ上の笔辞惫肠补濒狈别迟にて一般公开されており、(.)2008年よりさらに新しい推定値も入手可能である。

「笔辞惫肠补濒狈别迟は、贫困と格差の测定のための世银のインタラクティブなオープン?データ?ツールである。笔辞惫肠补濒狈别迟によりデータへのアクセスが可能となり、世银の推定値の引用、贫困ラインや国别の贫困率の计算が可能となる」と、世界银行のシャオフア?チェン开発研究グループ上级统计専门家は述べている。

世银の计算は、消费と収入に、国内のインフレ率と各国间の购买力の违いを调整している。


地域别概要

东アジア?太平洋地域:
2008年、1日1.25ドル未満の人口は総人口の约14%(同地域は1981年は77%で世界一贫困率の高い地域であった)。中国では、2008年に1日1.25ドル未満の人口は総人口の13%に相当する1亿7300万人であった。东アジアは约10年前にミレニアム开発目标の目标1を达成。

中国を除く途上国: 2008年、最贫困人口は25%(1981年は41%)であったが、その絶対数は2008年も1981年とほぼ同じ约11亿人であった(1980年代と1990年代に上昇し、1999年以降减少中)。

南アジア地域: 1日1.25ドル未満の贫困层の割合は1981年の61%から2005年は39%に低下し、2005年から2008年にかけて更に3%ポイント低下。现在、最贫困人口の割合は、1981年以降で最低の水準。

ラテンアメリカ?カリブ海地域: 1日1.25ドル未満で暮らす人口の割合はピークだった1984年の14%から、2008年はこれまでで最低の6.5%まで低下。贫困层の絶対数は2002年まで増加した后、大きく减少中。

中东?北アフリカ地域: 2008年に1日1.25ドル未満の人口の割合は、地域の総人口の2.7%に相当する860万人(2005年は1050万人、1981年は1650万人)。

东ヨーロッパ?中央アジア地域:现在1日1.25ドル未満の割合は、0.5%未満(ピークであった1999年は3.8%)。1日2ドル未満で暮らす人の割合は、ピークであった1999年の12%から2008年は2.2%に减少。

サブサハラ?アフリカ地域: 今回の调査で1日1.25ドル未満の人口が1981年の调査以降初めて人口の半数を下回り47%となった(1981年は51%)。1日1.25ドル未満で暮らす贫困层の割合は、1999年以降10%ポイント低下、2008年には2005年より900万人少なかった。

メディア连络先
In Washington
Merrell Tuck
電話: (202) 473-9516
mtuckprimdahl@worldbank.org


プレスリリース番号:
2012/297/DEC

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